旅行

オークランドを運転して気づいた「進化した所」と「簡単には改善しない問題」

いくつか私用があって車でオークランドに行ってきました。

交通渋滞を覚悟して午前6時半に出発しましたが、ハミルトンの中心街とオークランド市内で少し混んだ以外は道はスムーズ。

途中休憩も少ししかしかなったので、午前10時過ぎに(ロトルアから3時間半ほどで)到着することができました。

余裕を持ってオークランドに到着できたまでは良かったのですが、ダウンタウンで駐車場を探すのは一苦労でした。

ようやく見つけたのはオークランド大学近くの有料路上駐車場

しかし「パーキングメーター」が僕が知っているのとは違い新しくなっています。

お金を入れて、パーキングチケットを車のダッシュボード上に置いておく、というのではなくなっていました。

確かによく見ると駐車している車には『14:35』みたいな駐車可能時間が書かれたチケットは全く置かれていません。

 

|新しいパーキングメーターの使い方って?


AT(Auckland Transport)のパーキンメーターは事前に使い方を知っておいた方がベターです。

でないと僕のように使い方を理解するために時間がかかってしまうか、最悪、ようやく見つけた駐車場を諦めなくてはならない羽目になります。

まず、繰り返しになりますが、新メーターの最大の特徴はメーターチケットを車内に置く必要がないということです。

そしてその使い方は、以下の通りです。

① ナンバープレートの番号を入力する

「ABC1234」とう番号であれば、アルファベットと番号をメーターに入力して「OK」を押す。

② 駐車時間を入力する

希望する駐車時間を入力して「OK」を押す。

③ 支払いをする

支払い方法は、現金、クレジットカード、タップアンドゴーの三種類あります。

現金はコインのみで紙幣は使用できません。

クレジットカードは差込口があるので、そこに挿入し支払いをします。

タップアンドゴーはエフトポスの新たなサービスで所定の「マーク」が付いている箇所にカードをタッチして決済できます。

実際の使い方は以下、ATの動画が参考になります。

 

 

なお、タップアンドゴーは通常のエフトポスカードとは異なり、銀行で手続きした上で発行してもらう必要があります。

エフトポスカードのように暗証番号の入力が必要ない分、支払いに手間がかかりませんが、クレジットカードのように誰でも簡単に使えてしまうため管理には注意が必要です。

タップアンドゴーについては以下の動画が参考になると思います。

 

 

と、ここまでがパーキングメーターでの支払い方法でしたが、もっと便利な方法があります。

それはアプリの活用です。

「AT Park」アプリをダウンロードしておき、ナンバープレートの番号やクレジットカード番号を事前に登録しておけばアプリで支払いができます。

AT Parkアプリが便利なのは決済だけではなく、利用可能な駐車場とその料金をスマホ(アプリ)で確認できることです。

僕の場合、ダウンタウンに車で行く機会はあまりありませんが、それでも次回オークランドに行くこと前にこのアプリは入れて置いてもいいかなと思うほど便利に感じます。

なお、領収書も「e-Receipt」といって電子化されたものになりますので「紙」の領収書は発行されません。

アプリについてもやはり動画の方がわかりやすいと思いましたので、参考までにどうぞ。

 

 

|モーターウェイの表示に???


オークランド市内の一般道からモーターウェイに乗る際に「青・黄・赤」とパッパッパッと信号が数秒単位で切り替わる箇所が設けられています。

これはランプシグナルと呼ばれるもので、モーターウェイの交通量を調整することで、混雑を緩和することを目的に導入されています。

実際、導入後は以下のような効果が出ています。

  • モーターウェイ上の車のスピードが12%改善
  • モーターウェイの処理能力が18%増加
  • モーターウェイの衝突事故の減少:市外方面行きで32%〜34%、市内方面行きで17%
  • 交通状況の改善により緊急時対応時間の短縮
  • 事故解消時間の15分短縮

効果が出ているのは良いことだと思いますが、ランプシグナルがあるモーターウェイの乗り口はこんでいることがありモーターウェイに乗る前から渋滞している感じがしてしまいます。

普段、渋滞とは無縁の街に住んでいるせいか、こうした場所でもイライラしてしまうのかもしれません。

ランプシグナルの「渋滞」を待つ間、勢いよく左側を走り抜けてモーターウェイに入っていく車がいます。

よく見るとそれらの車が走っているレーン横には以下のような「標識」が立っています。

これらの条件に該当する車はランプシグナルを待つことなく、優先レーンからモーターウェイに乗って良い、という意味の標識です。

以下が優先通行レーンを使用できる該当車両になります。

  • 2名以上の人が乗っている車両。「T2」と表示されています。
  • 3.5トン以上の大型重量車両。主に輸送車両ですね。
  • オートバイ
  • 電気自動車

僕らは「2名」で乗車していたので、このレーンを使うことができたのですが、標識の意味を知らなかったため、ランプシグナルを待ってしまいました。

ニュージーランドでも電気自動車は見かけることはあります。

しかし、広く普及していると言える状況にはなっていません。

自動車の完全輸入国であり、もっともポピュラーなのが日本の中古車であるため、日本で電気自動車が普及し、その中古車が出回るようになれば、ニュージーランドでも電気自動車が普及するという流れになると思います。

ですので、この標識は電気自動車がたくさん走っているからできたというわけではありません。

あくまで政府が電気自動車を促進したいという意思表示であり、2017年9月から12ヶ月という試用期間が設けられています。

なお、電気自動車としては、日産のリーフをはじめ、テスラ、BMWのi3またはi8、フォルクスワーゲンe-Golf、ヒュンダイloiniq、ルノーのZoeが該当します。

トヨタのプリウスに代表されるガソリンエンジンを積んだ普通のハイブリッド車は走行中に電気も使用しますが対象外です。

一方、プラグインハイブリッド車(例:三菱アウトランダーPHEV)は電気自動車に該当するためこのレーンを走行できます。

なお、電気自動車の該当車両を所有する人は、ニュージーランド交通局(New Zealand Transport Agency)からステッカーを受け取るか、またはメールで連絡します。

 

|まとめ

 

オークランドダウンタウンには民間企業が運営する駐車場もあります。

駐車料は1時間16ドル(約1,260円)もかかり、中には19ドル(約1,500円)なんて場所もありました。

東京の銀座にある民間駐車に日中駐車すると1時間1,000円から2,000円くらいするので、銀座なみの高さということになります。

公共の駐車場であればそこまでしないので、ちょっととめるだけならその方がいいですし、できればバスや電車を利用した方が時間を気にせずダウンタウンで過ごすことができます。

以前に比べてオークランドはスタイリッシュな街になりましたが、公共交通は改善されているように思えません。

大都市にはあっていいはずの地下鉄がありませんし、地上を走る電車もバスと比べて路線や駅が少ないので利便性はまだまだといったところです。

政府が普及を後押しする電気自動車にしても充電スタンドなどのインフラ整備にかなりの時間とお金がかかります。

そして仮に普及したとしても排気ガスの改善にはなるでしょうが、渋滞緩和とは別の問題です。

ニュージーランドの高速道路(モーターウェイ)は一部を除き無料です。

だからみんなためらいもなく利用しています。

交通量を減らすため日本のようにオークランドの高速が有料化されるのは反対ですが、オークランドの交通量がこれ以上増えていけばいずれ「限界」に達してしまいます。

オークランドの交通渋滞が解消されれば年間約1,000億円もの経済効果があると言われています。

しかし、小手先の対応では交通問題の解決は難しいかもしれませんね。

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About りっく

観光ビザでニュージーランドへ渡航し、現地で働くために永住権取得。数年過ごした後、2005年日本に帰国。 宿泊施設運営、店舗経営、営業職などの職を転々と変えながら激しく働き貯金に励み、将来の目標である移住のため日本に住みながらニュージーランドに家を購入。 2018年、かねてからの目標であったニュージーランドへの移住計画を実行し現在ロトルアに在住。
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