生活

6人家族の食費を週60ドル(4700円)にする方法とは

買い物に行くと大して必要のない物までつい買ってしまうことってありませんか?

衝動買いを未然に防ぐため、わが家はスーパーに行くのをなるべく週に一回のまとめ買いの時だけにしています。

ニュージーランドは物価が高いので日本にいた時に比べればかなり節約をしているつもりです。

ただ、それにも限界がありますし、安いからといって低品質のものばかり買って食べていたら健康を損なってしまうおそれもあります。

バランスが難しいところですが、家族の健康と家計をどう守るかは永遠のテーマですね。

 

|1ヶ月の食費はいくらかかるのか?


NZ Immigration(ニュージーランド移民局)のウェブサイト上にあるCost of livingというページは、ニュージーランドで生活する上での費用を知るのに役立ちます。

このページで「住む場所」「家族構成」を選択すれば生活費の内訳(サンプル)が表示されます。

食費以外の生活費もリストには出てきますが、今回は食費に絞って見ていきたいと思います。

以下は、住所を「オークランド」で選んだ場合の家族構成別のサンプル食費(1ヶ月分・アルコール代含む)です。

  • 自分のみ(1人):591ドル(約46,000円)
  • 自分とパートナー(計2人):1,170ドル(約92,000円)
  • 自分とパートナーと子供1人(計3人):1,296ドル(約102,000円)
  • 自分とパートナーと子供2人(計4人):1,452ドル(約114,000円)
  • 自分とパートナーと子供3人以上(計5人以上):1,657ドル(約130,000円)
  • 自分と子供または子供たち(計2人以上):711ドル(約56,000円)

※1ドル未満は切り捨て・円換算は1ドル=79円で計算

食費は個人差がありますしアルコール代も含めているので、このサンプルとは全然違うという人もいるかもしれませんが参考にはなると思います。

自分の状況(住所:オークランド・ウェリントン以外の北島/家族構成:自分とパートナー)にあてはめてみるとサンプル食費は月945ドル(約74,000円)

それほど大きなギャップはなさそうです。はじめに書いた通り、日本にいた頃よりも節約志向が強くなっているので食費は抑えている方だと思います。

では、日本の平均食費はどのくらいなのでしょうか?少し古いデータ(総務省・消費支出の費目別対前年実質増減率-2015年)ですが確認してみます。

<月平均の食事(外食費及び酒類代を含む)>

  • 単身世帯:40,202円
  • 総世帯(平均2.38人の世帯人数):61,833円
  • 2人以上の世帯(平均3.02人の世帯人数):71,844円

日本のデータは平均ですので、東京と僕の実家(地方の田舎)ではある程度差があると思います。

単純にニュージーランドの上記サンプルと比較すると、日本の食費は高いとは言えず、むしろやや低く感じますね。

<外食代と酒類代をのぞいた日本の月平均食費>

  • 単身世帯:26,425円
  • 総世帯(平均2.38人の世帯人数):47,135円
  • 2人以上の世帯(平均3.02人の世帯人数):56,717円

スーパーで食材を買うためだけに使っていたお金と考えると確かにこの程度だったように思います。

消費支出に占める食費の割合をエンゲル係数と言いますが、日本の平均は25.8%(2016年総務省調べ)です。

食費が気になっている人は、まず自身のエンゲル係数が平均とどのくらいの差があるか計算してみても良いかもしれませんね。

 

|美味しく食費を減らす魔法の食事プランとレシピ


西オークランドに住む子育てに忙しい専業主婦Manningさんは、仕事を辞めてから経済的な苦しさを感じていました。

そんな時に出会ったある小冊子に彼女は救われたとニュージーランドヘラルド紙が伝えています。

食品廃棄による無駄を減らすための団体「Love Food Hate Waste」による小冊子(Easy Choice-Family Kai)には4週分の食事プランとオリジナルレシピが掲載されており、その食事量は家族6人(大人2人と子供4人)分を目安にしています。

先ほどのNZ移民局の生活費計算ページで、3人以上の子供がいる世帯の食費を見積もると、週あたり382ドル(約3万円)かかることになります。

一方、Easy Choiceの食事プランとそれに基づいたレシピで料理をすると、週60ドル(約4,700円)しかかかりません。

Easy Choiceの食事プランは「夕食のみの週5回」という条件付きですが、ニュージーランドでは朝食と昼食は比較的簡単に済ませることが多いので、夕食費を抑えることができればかなり節約できると思います。

実際にEasy Choiceのプランとレシピ通りに料理をして、たくさんの食事を少ない費用でまかなえたことに感動した前述のManningさんは、宝の山でも掘り当てたようだとその感想を語っています。

Easy Choiceは主にスーパーで特売となっている食材を使った食事プランを立てており、それが食費を抑えるのに効果を発揮しています。

先週、スーパーで大きなカボチャが一個99セント(約78円)で販売されていましたが、Love Food Hate Wasteのホームページでも安いカボチャを使ったレシピが掲載されています。

基本的に低価格な食材を使ってはいても、そのレシピには野菜や豆類などの健康に良い食材が多く使われており、栄養バランスも整っています。

 

|食べものを廃棄=お金を捨てているの意識


Easy Choiceでは全ての食材を一週間できれいに使い切るように食事プランが立てられており、そのプランに基づき買い物をするので食材の無駄がなくなり食費も抑えられるようになっています。

ニュージーランドの一般的な家庭では食材のおよそ5%を食べずに廃棄しており、それを金額に直すと年間およそ560ドル(約44,000円)にも上ります。

日本状況も似たり寄ったりで、家庭が出す食品ロスの量は毎日茶碗一杯分、年間6万円分(月5千円分)も捨ててしまっています。

スーパーに買い物に行くと「2個で5ドル」みたいに特価プライスをうたった商品が目立つ位置に置かれてあったりして、1つしか必要ないのについ2個買ってしまったりします。

ちゃんと2個食べきればよいのですが、2個目に手をつける頃には賞味期限を過ぎてしまったり色が変わってしまったりすれば「捨てちゃうか」ということになりかねせん。

この「賞味期限」というのが曲者で、この日付はあくまでメーカーが決めた「一番美味しく食べられるであろう日の期限」です。

期限を過ぎたからといって「著しく品質が落ちるわけではない」ということを理解しておかなければなりません。

例えば、日持ちしないと思われている牛乳は1ヶ月、卵は賞味期限を過ぎても2週間は持ちます。

また品質が落ちてしまった食品でも食べられないわけではありません。加工して使えば無駄をなく使うことが可能です。

水分が抜けて固くなってしまったパンはパン粉にして使う、色が変色して味や見た目が悪くなってしまった果物はジュースにするなど方法はいくらでもあります。

このように、安いからといってたくさん買って、食べきれずに腐らせてしまったり、また賞味期限切れになったのを捨ててしまえば、結果的に食費を自分で高くしているのと同じことです。

毎週、特売品や安い食材を求めて自分も少し遠いスーパーまで買い出しに行ってますが、もっと違うところを見直した方が良いのかもしれません。

 

|まとめ


時期の旬の食材は栄養価が高まる時期に収穫されます。

例えば、冬が旬のホウレンソウは夏の時期に収穫されるものより2倍以上の栄養価があると言われています。

体にもよく美味しい旬の食材は、収穫量が増える時期に市場に出まわるので価格は手頃になりやすくなります。

Easy Choiceは「旬の特売品を活用した食材の購入」「食材を無駄なく使うための食事プランとレシピ」という2つの方法を合わせて使うことで、栄養がありかつ美味しい食事を少ない費用でまかなうことに成功しています。

あとは個人的に食材の使い方や買い物の仕方を工夫をすればさらに食べものの無駄を省けるかもしれません。

このEasy Choiceからの提案は、家族の健康と家計を守るという一石二鳥の手段を考えるきっかけになっています。

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About りっく

観光ビザでニュージーランドへ渡航し、現地で働くために永住権取得。数年過ごした後、2005年日本に帰国。 宿泊施設運営、店舗経営、営業職などの職を転々と変えながら激しく働き貯金に励み、将来の目標である移住のため日本に住みながらニュージーランドに家を購入。 2018年、かねてからの目標であったニュージーランドへの移住計画を実行し現在ロトルアに在住。
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