生活

家探しに必須の知識!4つの住宅種類とその特徴

ニュージーランドの家ってどんなタイプがあるのでしょうか?

日本ではあまり見かけないものや、同じ住宅タイプでも日本とは呼び方が違うもの、ちょっと変わったつくりのもの、等々。

ニュージーランドで引越しを重ね、ほぼ全てのタイプの住宅に住んだ経験からそれぞれの特徴を書いていきます。

家を探すときの参考にしてみてください。

 

|ユニット:コンパクトで機能的


平屋の部屋(ユニット)が横並びにいくつかつながっている建物です。昔の言葉でいえば「長屋」ですね。

1〜2部屋のものが多くバス・トイレ・キッチンなどの水回りは専用で使えます。

庭は共有スペースになっていることが多く、その場合、洗濯物を干すときは庭の物干しを住人が共有して使うといったスタイルが一般的だと思います。

僕が今住んでいるのもまさにこのユニットです。ここの場合は洗濯機と乾燥機も住人が共有で使っており、洗濯機の使用は無料、乾燥機は2ドル/回が必要です。

ユニットに住む人の年齢は幅広く、学生の一人暮らしやカップル、リタイヤしたシニアまで様々です。

一軒家に比べれば居住スペースが狭いのは否めませんが、その分レント(家賃)を抑えられますし、コンパクトな方が何かと楽という人には向いている住居タイプです。

ユニットは築年が古いものが多いので外見が良くないものや宅内の設備が使いにくいところがよくあります。

ですのでユニットを探すときは、外観はともかく宅内がリノベーションされているかを内覧の際によくチェックすることをおすすめします。

 

|アパートメント:セキュリティーとロケーション


日本でいうところのマンションです。Studioと呼ばれる最もコンパクトなものから家族で住める広さがあるものまで様々あります。

アパートメントは他の住宅タイプと比較するとセキュリティーが高く、安心して住めるという特徴があります。

ニュージーランドで多発している犯罪の1つが住居侵入による盗難です。

少し古いデータですが、2015年に発生した住戸侵入による盗難は59,845件(平均164件/日)

人口が4百数十万人しかいない国にしては非常に多い犯罪と言えます。

ニュージーランドの住宅は窓やドアのつくりが簡素で、バールなどの道具を使えば開けられるものが少なくありません。

実際、2階に住人がいたにもかかわらず簡単に1階に侵入されて盗難に遭ったというケースも起きており、泥棒天国と言われても仕方がないほど住宅のセキュリティーに問題があります。

その点、アパートメントの場合は侵入口がかなり限られており、窓やドアのつくりは丈夫でロックもしっかりできます。

高層階となれば外部からの侵入がほぼ不可能。一人暮らしの女性でも安心して住むことができると思います。

空き巣は留守宅を狙うケースが多く、電気が付いているか、ポストに郵便物がたまっていないか、人影はないか、車が駐車されていないかなどをチェックするそうです。

一戸建てやユニットなどは敷地外からでもこれら「チェック項目」を確認することが可能ですが、アパートメントの場合はそれができません。

アパートメントは市内中心にあることが多いので、その立地が良さから通学や通勤に便利な点もメリットとしてあげられます。

一方でレントは高めになることが多いので、友達などとシェアして部屋を借りている人も少なくありません。

また、隣部屋とは壁一枚を隔てているだけなので、隣人が夜な夜な騒ぐなど、うるさかったりするとストレスになることもあります。

 

|タウンハウス:機能的で十分な住居空間


メゾネットタイプの住宅というとわかりやすいでしょうか。

隣と壁を共有している2階建ての住宅です。見た目は細長い感じですが、1階と2階が使えるので住居スペースは十分な広さがあります。

家族や友人同士で住みたいけど、庭などは必要なく機能性を重視したいという人には向いている住宅タイプだと思います。

市内中心部に近い場所に多く見かけるので、アパートメント同様、通勤や通学には便利ですね。

タウンハウスは築年が比較的新しいところも多く、そういったところは水回りをはじめ宅内の設備は機能的で快適に住めると思います。

一方、そうした物件のレントは高めに設定されています。

また、かつて建築不備で水漏れがよく発生したのがタウンハウスで、購入を検討されている方はその点注意が必要です。

タウンハウスに住んだ期間は短期間でしたが、とても快適だったのを覚えています。

そのときは一戸建てからタウンハウスに引っ越したのですが、一戸建てで感じていた冬の寒さをあまり感じませんでした。

機密性の高さは、寒さに弱い人にとっては住宅選びの基準の1つになるかもしれませんね。

 

|一戸建て:くつろげる空間と豊富な収納


他の住宅タイプにない一戸建ての特徴は「広さ」です。

リビング、部屋、バスルーム、キッチンなどに余裕があります。庭付きの場合は開放感がありますし、ガレージがあればDIY用の道具や趣味で使うものなどを置いておけます。

子供部屋や収納のことなど、家族で住むならやはりこのタイプが一番あっています。

賃貸・売買ともに一戸建てはリストされている物件数が多く、探しやすいもの特徴の1つです。

市内中心からの距離よりもバス停やスーパーからの距離、周辺エリアの治安など生活面を重視したロケーションが家選びの基準になります。

治安の良さはその地域をよく知っている人に聞くのが一番ですが、そうした人がいない場合でも、周辺の住宅や庭がよく手入れされているかどうかや落書きなどがないかどうかを確認するだけでもある程度チェックできます。

ニュージーランドの一戸建ては断熱材が入っていない木造住宅が多いのも特徴としてあげられます。

最近になり法律で賃貸住宅には屋根と床下に断熱材を入れることが義務付けられ断熱工事は進んでいるようですが、壁の断熱材は義務付けられていません。

また、築年が古い家の窓やドアには隙間が多く機密性は高くはありません。

そうした家では冬になると外から冷気が入ってくるため、夜から朝にかけて家の中はとてもひんやりします。

オイルヒーターなどのじんわり系の暖房設備では家全体を暖めることはできません。

日本ではあまり見かけない暖炉がある家もありますが、使い方がわからないと使いにくいものです。

実際、僕も暖炉のある家に住みましたが一度も使いませんでした。

暖房機は電気よりもガスの方が短時間で部屋を暖められるのでオススメです。

 

|まとめ


ニュージーランドでは全国的に賃貸物件が不足していて、希望にあった家を探すのはなかなか大変です。

一度住んだ家から引っ越すのはまた大変で、それゆえ自分にあった家の特徴を知り、選んでいくことが大切だと思います。

僕も今はユニットに住んでいますが、近隣で夜中に騒ぐ声が聞こえることがよくあるので、セキュリティがよいアパートメントに引っ越したいな、と考え始めています。

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About りっく

観光ビザでニュージーランドへ渡航し、現地で働くために永住権取得。数年過ごした後、2005年日本に帰国。 宿泊施設運営、店舗経営、営業職などの職を転々と変えながら激しく働き貯金に励み、将来の目標である移住のため日本に住みながらニュージーランドに家を購入。 2018年、かねてからの目標であったニュージーランドへの移住計画を実行し現在ロトルアに在住。
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